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2022.8.1 香りのあれこれ


8月に近づき暑い日や、雨の日など気まぐれなお天気が続きますね。
お香には憂鬱な気分を軽減してくれる効果があります。例えば雨が降ってお部屋がジメジメ…。そんな時に「お香」を焚くと、不思議と心と空気がスッキリ。
他にも集中力を高めたり、寝る前であれば安眠効果も期待できます。今回はお香のあれこれとオススメなお線香をご紹介いたします。


(1)お香の歴史  

お香は中国から仏教とともに日本に伝わったと言われています。

また、日本書紀にも香木(お香の元になる木材のこと)についての記載があり、淡路島に香木が流れ着き、燃やしてみたところとてもいい香りがしたことに驚いた人々は「いいものに違いない」と聖徳太子へ献上しました。 すると博識な聖徳太子はすぐに香木と見抜き、それが日本で確認された最古のお香と言われています。

 

(2)楽しみ方

お香には様々な「形」と大きくみて5種類の使用方法があります。

火をつけるものは「お線香型」のものや「コーン型」、「渦巻き型」など、目にしたことが比較的多いような形のものです。
温めるとは香炭を焚いたことによって発する熱を利用し、近くに置く方法や、直に香炭に置く(燃やす)方法等です。
近くに置く方法の場合は「練香」や「印香」を用い、直に置く方法の場合は「焼香」や「抹香」を用います。
身に着ける方法として、お肌に直接つける方法と匂い袋等に入れて持ち運ぶ方法があります。
直接つける場合は「塗香」を用い、体の温度が高くなる場所に塗ると良いとされています。

場所や用途に合った方法でお香を楽しんでみましょう。好きな香りを見つけることもお香の楽しみ方の1つですね。

 

 

(3)材料の種類

「香木」とは、木材そのものに匂いを有する木の事を言います。
お香の元になる材料には「植物性」のものと「動物性」のものがあります。
天然素材のため、環境の変化等に左右されやすいという事からとても貴重なものであり、大事に育てていかなくてはいけないものの1つです。 産地は主に中国やインドといった東南アジアです。

 


こめらスタッフオススメお線香をご紹介
今回新商品として登場した「手掛かり箱 線香入れ」に合わせて、お線香の取り扱いをスタートさせました!
こめらスタッフが実際に使用してみてレビューしてみましたのでご紹介します。

    
商品名  和遊(わゆう) 桜の香り 
   花言葉は「優雅な女性」
香りの特徴  ・桜餅のような可愛らしい甘い香り
 ・優しくさわやかな春の香り
 ・煙の量は少なめ
おススメ度  ★★★☆☆

    
 
商品名  和遊(わゆう) しゃぼんの香り 
香りの特徴  ・日常に溶け込む清潔感のある香り
 ・お香が苦手な人にもおすすめ
 ・煙の量は少なめ
おススメ度  ★★★★☆
 
    
 
商品名  和遊(わゆう) 金木犀の香り 
   花言葉は「謙虚」「気高い人」
香りの特徴  ・なじみのある濃厚で甘い香り
 ・火を付けなくても香る、秋を感じる懐かしい香りです
 ・煙の量は少なめ
おススメ度  ★★★★☆
 
    
 
商品名  宝ソフト バラの香り 
   花言葉は「美しい姿」「照り映える容色」
香りの特徴  ・森に包まれているような安心感のあるウッディな香り
 ・懐かしい甘い香り
 ・煙の量は少なめ
おススメ度  ★★★★★
 
    
  
商品名  葵の舞 備長炭 
   コンセプトは「煙と香りが苦手、お部屋をクリーンに保ちたい。そんな方のためのお線香」
香りの特徴  ・お線香独特な香りが少ない
 ・かすかに炭のような香りがする
 ・煙の量は少なめ
おススメ度  ★★★★★
 

お香は、仏前を清め諸仏へ祈願をこめる儀式である供香として用いられたのが始まりだと言われています。 
時代が進むにつれて、貴族の間で香りを楽しむ文化が形成され、さらに進むと庶民の間でも髪を整える油に香木(白檀)を加えたりするようになりました。現代でもリフレッシュしたいときやお部屋の芳香剤として香りが親しまれています。日本人とお香は昔から生活に深く関りがあるのですね。  
 
大切な方への香りのプレゼントや、お盆シーズンのご先祖様へお線香を贈られてみるのも良いのではないでしょうか。 
皆様の生活が華やぐきっかけとなればうれしいです。