スペース・アルテマイスターを会場とし、ものづくりの魅力を伝えたいと、デザイナーや工芸家の多彩な企画展を定期的に催しています。

11月は、島紬を使った裂織りのコートをはじめ、自由な手織りによる遊び心溢れる河本たか子さんの作品と、植物や猫をモチーフとした、aya nariaiさんの温かみある作品が店頭を彩りました。

今回の展示会では、作品出展の協力として吉田はつみさん（バッグ・服飾）、小林浩子さん（陶アクセサリー）、清水亜土さん（草木染帽子）のそれぞれの個性が溢れる作品もご覧いただけるボリュームたっぷりな展示内容となっています。


▲吉田さん、清水さん、小林さん、それぞれ作家同士のつながりによって実現した”出展コラボレーション”で、とても贅沢な空間となりました。


河本さんは、お客様の「自己表現を楽しむお手伝いを」という想いから、河本さんは“風と戯れ、水に遊ぶ”というキーワードを大切に、自由な心で織り上げた布を作品にしています。
大島紬などの着物をほどき、細く紐状にカットしたものを緯糸として使い、織り上げる裂き織り。経糸にはシルクやウール、綿など様々な素材を組み合わせ、軽くて暖かいのが特徴です。




▲会場には色とりどりで遊び心たっぷりの作品が展示販売されています。見ているだけでワクワクと心躍ります。

店頭とメイン会場それぞれに、これからの季節に活躍するコートやジャケット、ブラウスのほか、マフラーやストールなどの染め・織り作品約100点が並びます。