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- 漆作家 村上修一 「漆と暮らす」展
2023.10.7 村上修一 「漆と暮らす」 展@スペース・アルテマイスター
心地よい風が吹き抜ける秋天の候、漆作家 村上修一さんの展示会を開催中です。
漆搔き職人でもある村上さんの丁寧な漆の仕事による作品たちは、一つひとつが作り手の想いを写し、日常を彩る器選びの楽しさを教えてくれます。
本日はこめらオンラインショップの直営店である「スペース・アルテマイスター」にて大好評開催中の村上修一 「漆と暮らす」展の様子をレポートいたします。
漆搔き職人でもある村上さんの丁寧な漆の仕事による作品たちは、一つひとつが作り手の想いを写し、日常を彩る器選びの楽しさを教えてくれます。
本日はこめらオンラインショップの直営店である「スペース・アルテマイスター」にて大好評開催中の村上修一 「漆と暮らす」展の様子をレポートいたします。
日時:2023年10月7日(土)〜10月22日(日) 10:00 から 18:00 火曜定休/入場無料
作家在廊日:10月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
会場:スペース・アルテマイスター
作家在廊日:10月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
会場:スペース・アルテマイスター
作家プロフィール
村上 修一
漆作家
福島県いわき市出身
1997年 - 1999年 青年海外協力隊でタンザニアに派遣
2000年 会津漆器技術後継者養成所 入所 儀同哲夫氏(塗師)に師事
2002年 会津漆器技術後継者養成所 卒業
2004年 独立
〜 現在 個展・グループ展を中心に活動中
村上 修一
漆作家
福島県いわき市出身
1997年 - 1999年 青年海外協力隊でタンザニアに派遣
2000年 会津漆器技術後継者養成所 入所 儀同哲夫氏(塗師)に師事
2002年 会津漆器技術後継者養成所 卒業
2004年 独立
〜 現在 個展・グループ展を中心に活動中
作家の村上さんは、1990年代にJICA青年海外協力隊としてタンザニアに滞在された経験をお持ちです。
青年海外協力隊は、ボランティアができるという理由もありましたが、「海外に身を置いて生活した中で日本を見てみたい」と思い参加されたようです。
タンザニアでアフリカの広さを感じ、生活している場にはいなかったけれど、キリンなど沢山の野生動物を見ることができたとか。今回の展示では、キリンのモチーフをはじめとした「アニマルシリーズ」が多数ご覧いただけます。
▲木目を引き立たせる漆塗りの「こっぷ」。丁寧に塗り重ねられた、美しい艶の塗肌に惚れ惚れ。
タンザニアの人たちと交流する中で、「日本とは?」をうまく伝えるのが難しかったと語る村上さん。
「日本はこういう国」と歴史を踏まえて説明するも、なかなか伝わらない。日本人であるということを説明するけれど、伝わりにくさの中で「自分は何者なんだろう」という気持ちが芽生えたという。
そんな中で【漆=Japan】と呼ばれていることを知り、「漆の道にその答えがあるのでは」と思い、漆の道を選んだと語ってくれました。
▲ショップ奥の蔵の中がメイン会場となっています。
漆は、数千年も前から食器類をはじめとする日用品や、船舶、建築物などに塗料として広範囲に利用されてきました。
▲ずらりと並んだ漆の器たち。一つ一つから村上さんの実直なモノづくりの姿勢が伝わってきます。
漆と漆の技法は、「日本の文化」と共に美しさを求め続けて発達し、現在に伝えられてきました。
うるしは「うるおう」とも言われ、漆の艶や塗肌を表現しており、日本の長い歴史の中で漆が愛され続けられたことが言葉の中に残されています。
(↓画面スワイプで複数写真が見れます)
▲木目を引き立たせる漆塗りの「こっぷ」。丁寧に塗り重ねられた、美しい艶の塗肌に惚れ惚れ。
タンザニアの人たちと交流する中で、「日本とは?」をうまく伝えるのが難しかったと語る村上さん。
「日本はこういう国」と歴史を踏まえて説明するも、なかなか伝わらない。日本人であるということを説明するけれど、伝わりにくさの中で「自分は何者なんだろう」という気持ちが芽生えたという。
そんな中で【漆=Japan】と呼ばれていることを知り、「漆の道にその答えがあるのでは」と思い、漆の道を選んだと語ってくれました。
▲ショップ奥の蔵の中がメイン会場となっています。
漆は、数千年も前から食器類をはじめとする日用品や、船舶、建築物などに塗料として広範囲に利用されてきました。
▲ずらりと並んだ漆の器たち。一つ一つから村上さんの実直なモノづくりの姿勢が伝わってきます。
漆と漆の技法は、「日本の文化」と共に美しさを求め続けて発達し、現在に伝えられてきました。
うるしは「うるおう」とも言われ、漆の艶や塗肌を表現しており、日本の長い歴史の中で漆が愛され続けられたことが言葉の中に残されています。
(↓画面スワイプで複数写真が見れます)
透漆を塗り重ねて作る多用椀を中心に、色の入った漆塗りのお椀やお皿など約300点展示販売しています。漆の艶感・質感が楽しめる空間となっています。お気に入りの一点が見つかりますように。
当社は国産漆の再生をと、先々代を始め、社員と地域の人々が中心となって昭和48年に会津若松市大戸町にある黒森地区に「漆10万本植樹」を計画・実行しました。現在では環境整備と、村上さんに漆掻きを依頼し採取活動を行っています。
▲実際に漆掻き作業で使用している道具も展示。
今後も地区の方々と協力し、管理を続けることで地域社会とのつながりと永続的な漆の採取・環境保全を目指していきます。
当社は国産漆の再生をと、先々代を始め、社員と地域の人々が中心となって昭和48年に会津若松市大戸町にある黒森地区に「漆10万本植樹」を計画・実行しました。現在では環境整備と、村上さんに漆掻きを依頼し採取活動を行っています。
▲実際に漆掻き作業で使用している道具も展示。
今後も地区の方々と協力し、管理を続けることで地域社会とのつながりと永続的な漆の採取・環境保全を目指していきます。
日本らしさって何だろう。
まっすぐに考え、表現した村上さんの漆の器たち。ぜひ展示会場にてご覧ください。
【会津産漆で金継ぎワークショップのお知らせ】 まっすぐに考え、表現した村上さんの漆の器たち。ぜひ展示会場にてご覧ください。
10月に修復、12月に装飾を行いお渡しは1月の予定です。会津黒森地区で村上さんが掻き、当社で精製した漆を使用いたします。
国産漆を使用した特別なワークショップとなります。皆様からのご参加お待ちしております。
料金:全2回8,800円〜
場所:スペース・アルテマイスター茶の間
対象:高校生以上の方
日程:
第一回 前半の部10/14(土) 後半の部10/15(日) 15:00-17:00
第二回 前半の部12/16(土) 後半の部12/17(日) 15:00-17:00
お申し込みは0242-26-4621まで※受付終了いたしました
場所:スペース・アルテマイスター茶の間
対象:高校生以上の方
日程:
第二回 前半の部12/16(土) 後半の部12/17(日) 15:00-17:00
お申し込みは0242-26-4621まで※受付終了いたしました
<店舗のご紹介>
直営店「スペース・アルテマイスター」(クリックでHPへ飛べます)
〒965-0862 福島県会津若松市本町9-23
TEL:0242-26-4621
FAX:0242-26-4625
営業時間:10:00〜18:00
駐車場:約20台(店舗となりに駐車場スペースがございます)
☆イベント情報や製品情報を沢山更新しているInstagramもフォローもぜひよろしくお願いします!
直営店「スペース・アルテマイスター」(クリックでHPへ飛べます)
〒965-0862 福島県会津若松市本町9-23
TEL:0242-26-4621
FAX:0242-26-4625
営業時間:10:00〜18:00
駐車場:約20台(店舗となりに駐車場スペースがございます)
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